九州厚生局監査
新執行部となり半年が過ぎました。私は会員の会員による会員のための歯科医師会を作ることを掲げて会長になりました。この間、会長の仕事としては会務だけではなく久留米歯科医師会に併設された歯科衛生士専門学校の校長としての職務も有ります。
専門学校は30年の歴史と卒業生約1500名以上、在校生130余名を抱え、社会に出た学生達は地域医療に広く貢献してくれていると思いますし,今後もさせていかなければいけません。11月10日には学校に対して九州厚生局の監査が入ります。私もこういった経験は有りませんが専任教員と話し合い、県歯の専門学校の先生方、事務方の指導を仰ぎながら対処していこうと思います。
繰り返して申し上げますが私たちの専門学校の役割は、歯科衛生士を世に送り出し地域医療に貢献することが主たる目的だといこうとを忘れてはなりません。
会務に於ては、久留米の国保の返戻が他地区に比較しての多い事は会員の先生方もご存知のことと思います。実情は久留米市が審査依頼をいわゆる「書き屋」という業者に任せていることが考えられます。私は以前にもこの場でふれたことですがこの問題をどうにかしたいと考えています。直接的には久留米市の国保運営協議会の会長に久留米歯科医師会が推薦しました森多三郎議員が就任されましたので、ここを足掛かりとして取り組みたいと考えています。
間接的には6月に松本陽一先生、8月に日高潤二先生、そして今月は吉松俊明先生に御講演頂き,より新しい,より多くの保険情報を会員の先生方にお伝えしていくことにより「今現在」の保険の制度と現状を理解して頂くことを通じて、返戻を減らしていくことに努めて参ります。
学術、医療保険に関しては引き続き会員の先生方のご意見を尊重し要望に答えていきます。
最後に行政側とは決して対立することなく、会員の利益になるべく交渉を重ねていきます。