年頭所感
新年、明けましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては,ますますご清祥のことと存じ上げます。
新年に当たりまして、私たちが昨年来取り組んできました事、更に今年取り組もうとしている点についていくつかご説明させて頂きます。
まず、昨年末に3つの臨時委員会を設置しました。
1つ目は「シームレスケア委員会」です。
これは周術期の患者に対して病院と歯科医院との間の連携をとるシステムを作るための委員会です。既に手術を行う病院から対応歯科医院への依頼文書のひな形、また周術期口腔機能管理計画書及び周術期口腔機能管理料(Ⅰ)算定の為の提供文書のひな形を用意し、対応歯科医院のリストもまもなく作成されます。このリストはホームページ上でも見ることが出来るようになります。
第一病院とは実務者レベルの検討を行い,早急にこれを医療センターや古賀病院とも連携して行けるように取り組んで参ります。
咬む力は生きる力です。私たちは患者さんのこの「咬む力」を全力で支えてあげなければなりません。
2つ目は「就業規則検討委員会」です。これは新法人に移行するのに伴い、職員の給与や退職金、勤務評価などを現在の一般社会通念に照らし、また会員の皆様の医院の職員の状況と比較し、定款の施行規則に新たに整える物です。
3つ目は「未入会者対策委員会」です。
これは久留米で開業しておられる出来るだけ多くの先生方に歯科医師会に入会して頂いて一緒に市民の皆様のお口の健康に貢献して頂けるような形に持って行きたいと考えているからです。
こうした委員会での取り組みと同時に、今年は保険の講習会や学術講演会についてその充実を図りつつ費用を掛けないで会員の皆様に提供できる情報を増やして参ります。
専門学校に於いては、より多くの受験生の確保の為に本年度より筑後地区高校校区会を平成7年度以来復活させ、これを活用して入学希望者の掘り起こしを行い、質の改善も図って参ります。
今年は新法人設立に当たって諸規則や定款が変わりますが、大きな心構えと新たな気持ちで対応して参りたいと考えています。
新しい年が、皆様にとっても本会にとってもより良い年になりますよう役員一同努めて参りたいと思っています。